今頃になってから気づいたけど

躁と鬱の間をふらふらしながら、音楽聴いたり読書したりアニメ見たり。

性別に甘える

専業主婦を見下すつもりは全くないけども、20歳で家を出てからずっと働いて自分を食わせてきたので、
誰かに生活の糧を稼いできてもらうことは甘えだなぁと思ってしまいます。女性って得だな、とも。


ひとつ年下で男性の飲み友達が地元にいます。知り合ったのは5年前くらい。まだ大卒くらいの年齢で、お互いに深夜に上がるバイトで、よく朝まで飲んでました。
でもここ1年位で、友達の意識に変化が出てきました。見ててわかるくらいの。ひとりっこで25を超えたその友達は親からのプレッシャーで興味も関心もない職種を紹介されてました。(結局受からなかったけど)


そのドタバタを見ていて「女性だから結婚して専業主婦になれば、無職でもバイトでも社会的に何も言われないんだな」と自分が性別に甘えてることを痛感しました。むしろ私くらいの年齢だと結婚したことを好意的に取られたりします。


仕事を辞めたのも、収入がなくても生きていられるのも、夫のおかげ。「親に食わせてもらってる=逆らえない」という環境から抜けたくて家を出たのに。でも夫はとても優しいので、私に働いてお金を入れてほしいとは思っていないと言います。
生活している上で、どうでもだらけがちな私を見て、リズムを付けるために何かしたらいい、とは言いますが。


足の怪我をして歩けなくなり、仕事帰りの夫がキッチンで夕ごはんを作っているのを見ると「今の自分は本当にただの粗大ごみだな」と思います。身長が大きいので、昔から邪魔扱いされると「粗大ごみ」と自分を思う癖がありますね。燃えるゴミですらないw

働いてきて且つ家事もしている夫は本当に偉いなぁとまとめブログを見ながら転がる私は思うのでした。それで文句ひとつ言わない。
優等生のそばにいると自分がひどい劣等生に思えて嫌気が差すのに。

性別や病気に甘えずに働く私カッコイイと自己陶酔して働いてたという面もあると思います。常に自分は甘えてると思っているから、痛みや辛さに身を置いてなお頑張るのが当たり前だと。
友達には「頑張りすぎないで」「少しは甘えろ」と口うるさいほど言ってきたくせに。やっぱり自己陶酔かな。真面目系クズだよねぇ。

働くこと自体は嫌いじゃないので、ひと押しがあればまた働くと思います。新しく何かを始めるときはそれが何であれ、吐き気を伴う緊張とか、怖くて泣いて眠れないとか、あると思うけどそれに耐えられそうになくて逃げてるだけだと思う。

やっぱりこの「自己陶酔」と「甘えてる思考」がダメなのかなぁ。他人は関係なく、自分にとって「専業主婦は完全な寄生だ」という価値観があるから。
こどもは働けないから、学生は勉強があるから、子持ちは子育てがあるから、それが仕事だけどなにもない私は一体何で働かず生きていていいんだろうね?病気だからって言うけどほんとに病気なのか?証拠は?
家事を徹底的にやってたら少しはマシなんだろうけど。所詮ずぼらな私に、私が満足できるような家事はこなせず。

というか、どこまでやっても満足なんてしないと思う。仕事していない限り。

とりあえず、今は足の怪我があるから、何も出来ないのは仕方ない、と思い込もう。夏が終わる前に治れ!遊びに行きたい!

赤髪の白雪姫の一話でモブが「働かざるものパンを食うべからず」って言う場面があってグサグサささるw
最近やたらお腹が空いて食べまくるので余計に…なんでこんな食べるんだろう。食べないよりは心配しなくていいと夫は言うけど。この人はどこまで善良な人なんだろう…恐ろしい…。

しかし失職中の1年間、何していたんだろうと思うと本当に何もしてなくて驚く。
お義理母さんやお義理姉さんの「資格でも取れば?」「週2でも働けば?」攻撃に耐えられるメンタルもついたwどちらもバリバリ働いているので、ニートなんてただの甘えだと思っているんだろうな。
ギターでも練習していたら違ったんだろうけど。弾かなくても1日1回抱きしめろって言うし。