今頃になってから気づいたけど

躁と鬱の間をふらふらしながら、音楽聴いたり読書したりアニメ見たり。

耐えられる身体

12月はちょこちょこと忙しい日々です。おやこ劇場の活動の予定を入れ始めると、病院としか書いてない手帳がすぐに劇場の文字で埋まる。問答無用で人と会い、話し、んで劇場好きな私は語り始め、気がつけば数時間経っていたり。ほんの数年前までは、仕事して、勉強して、劇場もやって、フジロックも行って、なんとパワフルだったことか。この2年でものすごく脆く弱くなってしまった。最近は少し調子が良くなってきているけど、それでも週に3日劇場に行くと、家ではヘロヘロになって倒れている。若々しさとは。

鍼に行くたびに先生が言う「忙しいのに耐えられる身体にしないといけないね」「少しずつ良くなってるから、焦らずに」
自分は自分を全く焦らない自由にやりたいことだけやりたいようにやる人だと思っていたので、そうではないと自覚してからの、焦らないということがどれだけ難しいことか!ストレッチをしていても指示通りできないことにイラつき、できない自分を口汚く(脳内で)罵り、いっそ死ねという極端思考まで飛ばす。だれも急かしてないということに、気づけない。そもそもこのストレッチは自分の体に優しくするためのものなのに。

良くなってると思います。発作も過呼吸もすっかりおさまって、満員でなければ電車に1人でも乗れる、ギターを始めようと思う向上心も出てきたので。でもここで油断すると悪化するというやつなんだろうなぁとか、少し良くなったからこそできないことを歯がゆく感じてしまうんだろうなぁとか、焦りが出るんだろうなぁとか。

振り返ると、完璧主義のこだわりが強く他者を見下すことで自分を保っていたような自分でした。抽象的でも具体的でも、自分以外の何かを見下したり罵るようなことを口にするのは止めたいなと強く思います。そういう人間は信用されないと思うし、人間として綺麗じゃないなぁと感じるので。

指先が固くなってきて嬉しい毎日です。早く好きな曲のリフを弾けるようになりたい。こういう角度でここに力を入れてここは力を抜いて構えるといいんだ!と実践で体験していてなんだか楽しい。