今頃になってから気づいたけど

躁と鬱の間をふらふらしながら、音楽聴いたり読書したりアニメ見たり。

2016冬アニメ総括とか

いろいろ書きたいことはあるのですが、短期の仕事が始まり何となく日常的にダラダラできなくなってパソコンも開けずな日々。とりあえずアニメ感想書きます。素晴らしい感想を書かれてる方が山ほどいて(それを読んで楽しんでる自分もいて)もはや備忘録ですが。

今クールまとめ

  • 可愛かったキャラ→めぐみん(このすば)ミラ(DimensionW)
  • 見惚れたキャラ→みゆ吉(落語心中)
  • 好きになった声優→斉藤壮馬(ハルチカ)
昭和元禄落語心中

今期ナンバーワンで惹きこまれました。どこかのまとめサイトの誰かのコメントで見た「質という鈍器で殴られた」という表現がぴったり。画のタッチ、音楽、展開、そして声優さんの演技、話の展開。何をどう切り取っても質が高いと断言できるアニメはそうそう出てこないはず。
全編通して色濃く漂ってた「昭和感」は「猥雑」とニアリーイコールなのかなと。
みゆ吉の徹底した『女』っぷり。母でもなく娘でもなく、恋をして男にすがって喋りも性格も相手に合わせて変えていき、最期まで男の胸の中で泣いてた女。「あたしたちふたりあなたに人生狂わされた」とは盛大な皮肉だったのか。『落語』に振り回されてた助六と菊比古は『この女』に人生狂わされた。
最期まで男二人を振り回し、しまいには片方の男の命と、両方の男の心を攫って逝ってしまった。なんて天晴な『オンナっぷり』だろう!(これは林原にしか演じられなかっただろうなと感じた。菊比古と再会した時のずるいオンナの雰囲気なども)
あっけらかんと明るくバカな与太郎の開ける風穴に期待を込める。この四人の泥仕合は余所者じゃないと終わらせられない。願わくば与太郎が菊比古の孤独にも風穴を開けてくれますように。
個人的なポイントとして「あのひと」の「ひ」を「し」と発音する石田が好きでした。江戸っ子は「は行」を「さ行」で発音してしまうらしい。

灰と幻想のグリムガル

背景が水彩画、音楽はすべてひとりのアーティストが担当、とても『綺麗』なアニメでした。展開がとても丁寧で、女の子たちも可愛いのに性的な誇張はされていなくて不快感もなく。ひとりひとりの性格が多面的に描かれていたかなと思います。結局なぜこの世界に来たのか?というところに言及はされなかったけど、原作はどうなんだろう。
話が進むほどメリーが可愛くなっていってたまらなかったです。

ハルチカ ハルタとチカは青春する

ミステリーがメインになるのかと思ってみていたけど、あくまで『青春する』のがメインの展開だった。部活をして、仲間と遊んで、恋をして、仲間を増やしていく。ミステリーはその中のたったひとつという扱い。ハルタが先生(男)に恋しているという設定にしたことで、ハルタとチカの恋愛ものになる危険を避けたのは素晴らしいなぁと思う。ただの設定じゃなく、ハルタはちゃんと先生の行動に一喜一憂していて恋してる感が出ていたし。
斉藤壮馬くんに口汚く罵られたい。

この素晴らしき世界に祝福を!

作画崩壊もほとんど気にならないほど、ノリとギャグでゴロゴロと話が転がっていくスピード感を楽しむアニメでした。二話を見逃したので粘液ネタわからなかったけど。福山潤はギャグキャラ似合うなぁ。EDのまったり感も、アニメのスピード感の後に味わうものとして上出来だった。

アクティヴレイド

イケメンが2人いる!と喜んだのにあんまりストーリーに絡んで来ず、出るたびに「イケメンとイケボの無駄遣い…」としょぼくれてました。ストーリーは悪くないのに、いまいち統一性がないというか、今の話をまとめるとどうなるんだ?と疑問が浮かぶ感想しか思いつかず。二期が決まりましたがもっとスカーッと展開して欲しい所。パトレイバーまんまだった(旦那の感想)

赤髪の白雪姫

いつ見ても!壁が!足りない!!
ゼンが乙女からちょっと王子に戻ってくれてときめくやらもどかしいやらで慌てふためいた最終回でした。めっちゃ賢くてカッコイイのに恋愛ごとになると目を回して真っ赤になってしまう白雪がめっちゃ可愛い。嫁に来い。ミツヒデさんのイケボ垂れ流し回はなんのサービスかとびっくりした。キキ嬢のドレス美しかった。安定かつ王道の少女マンガ!という感想ですべてが語れる。途中で異世界に飛んだりハーレムになったりというトンデモ展開はなく、キャラひとりひとりが歩む日々で成長し、感情を深めていく様がキチンと描かれていました。
1期に比べて作画に艶がなくなった気がするんだけどなんでだろう…?アップは綺麗なのに少し離れると主人公2人がモブ顔になるの辛い。イザナ殿下はもはやイザナではなく石田と呼ばれるレベル。

ブブキブランキ
Dimension W
無彩限のファントムワールド

↑最終回を見終わり次第追加