本が読めるようになった
小さい頃から読書が大好きです。
率直に言うと活字中毒です。
図書館はこの世の天国か!と思い生きてきました。
好きが高まり図書館アルバイトに就きました。
上司との関係のストレスで辞めました。
ほぼ同時に、全く関係ない場所の図書館、本屋に入れなくなりました。
長文を読むのに疲れてしまい本を手に取れなくなりました。
久々に読んだ本は
- 作者: 山崎ナオコーラ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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山崎ナオコーラさんは「人のセックスを笑うな」を読んで好きになり
(小学生からの傾向でタイトルが刺激的なものを好むらしい)
その後の著作も多分ほぼ読んでいます。
印象は「作者が主人公」というのが大きく
何作も読了すると文章の裏を読むようになり
物語を楽しむ姿勢はなくなってしまいました。
確か、『ニキの屈辱』は面白くて他人に勧めたような記憶。
今回の新刊もそれほど期待はしてなくて
「読書リハビリには良いかなー読みやすいし」と思ってました。
ある意味、そういう作家さんの方が、のめり込みやすい性格なのかも。
この本面白い!
年齢を重ねると本の趣味も変わり、変わらずとも
意味の違いに気づいたりすることが増えるけども
それを体感した一冊(まだ読み終わってはいない)だと思いました。
やっぱり本は良いな。
物語に沈んでいく快感、堪らない。
読めるようになったのなら、時間のある今、山ほど読みたい!
と、村上春樹氏のブログを読んで思った次第。
村上作品は短編とノルウェイの森とカフカのみ読了してるけど
とにかく船酔いするから長編は無理…
(江國香織さんも船酔いする)
本が読みたい。